八幡浜市ってどんな場所?

八幡浜市(やわたはまし)は、愛媛県の南西部に位置し、四国一の規模を誇る魚市場をもつ市です。温州みかんの銘柄産地としても知られています。2005年(平成17年)3月28日、西宇和郡保内町と合併(合体)し、新しい八幡浜市となりました。

旧八幡浜市

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おいしい話

てんぷらなどの練り製品
みなとまち八幡浜では、かまぼこやちくわに代表される「水産練り製品」の製造が盛んです。 宇和海で水揚げされた新鮮なエソ・グチなどを、昔ながらの技で一つ一つ丁寧に作り上げた八幡浜のかまぼこは、味よし・色よし・弾力よしの三拍子が揃っています。
温州みかん
三つの太陽"があると言われる愛媛県佐田岬。 一つめは南国の空に輝く太陽、二つめは海に反射する太陽、そして三つ目は山の斜面に築かれた段々畑の石垣に照りつけて反射する太陽のことです。この三つの太陽光により、葉の裏側まで日光が行き届き光合成を高めることが、果汁たっぷりでコクのある甘さのみかんの秘密なのです。
チャンポン
「チャンポン」と言えば、ラーメンの上に野菜や肉、シーフードなどをのせた物ですが、佐田岬の「チャンポン」は、他のものとは趣(おもむき)の違った味わいで大人気!野菜たっぷりで地元の特産品のじゃこ天・かまぼこ・イカ・豚肉が入った「チャンポン」など種類も豊富です。特に、「八幡浜ちゃんぽん」は八幡浜の「ソウルフード」として市民に愛されています。
じゃこ天
「じゃこ天」は愛媛県南予地域に江戸時代より伝わる郷土料理のひとつで、宇和海で獲れた新鮮なハランボ(ホタルジャコ)のすり身を木の型に入れ、一枚一枚手で押して成型し、油で揚げる昔ながらの手作りの味です。確かな魚の旨みが残り、魚本来の風味豊かな味わいがあります。天然カルシウムをたっぷりと含んでいますので、栄養価の高い健康食品としても喜ばれています。
えその皮ちくわ
愛媛県なんよ地方で高級蒲鉾の原料魚として利用されているエソの皮だけを一枚一枚竹に巻き付けて直火で焼き上げた一品です。独自のコシの強さ、そして風味豊かな味わいを持った珍味中の珍味として、通の方々にのみ知られた幻のちくわです。
 

伊予柑・デコポン・清見タンゴール・ヒメポン・さつま(郷土料理)・黒饅頭・揚げ巻き・唐饅・なし(長谷)・媛っ子アジ・媛っ子サバ

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ちょこっとこぼれ話

平家谷そうめん流し
平家落人の哀れな伝説を秘めた由縁ある平家谷は、自然の桃源郷。名物のそうめん流しは、夏の風物詩。毎年4月29日~9月10日、午前9時~午後5時まで営業。

保内はじめて物語
明治11年、愛媛最初の銀行として第29国立銀行が設立。当時、旧保内町はハゼ交易や鉱業、海運業などで栄えていました。明治20年、四国初の紡績会社として、東洋紡績の前身宇和紡績が創立。工場内に自家発電が設置され、四国初の電灯が灯されました。

繭の花
四国で唯一の蚕種会社、愛媛蚕種(さんしゅ)が、繭(まゆ)玉で作った「シルクフラワー」(繭の花)が人気。愛媛蚕種(株)で「繭の花セット」申し込みに応じています。

保内のハイカラな町並み
四国第二位の出荷量を誇った鉱業や四国で最初の紡績工場が操業を開始するなど、明治から大正にかけて保内の栄光の時代が華開きました。そんな面影を残す町並みが、琴平地区を中心に楽しめます。

保内ふれあい市
毎月1第一日曜日は保内ふれあい市!新鮮野菜・鮮魚・加工品など様々な物産を販売しています。地元の人々と交流を深め、地域振興を図ることを目的に開催されています。毎回たくさんの顧客で賑わっている人気のふれあい市です。
【開催日時】
AM9:00~PM0:00
【開催場所】
保内JAグリーンセンター駐車場 (国道197号線沿い)

かまぼこ・じゃこ天
「蒲鉾(かまぼこ)」は、1890年に鈴木峰治(すずきみねじ)が、初めて製造販売を行った。じゃこ天(じゃこ天ぷら)皮ちくわ、削りかまぼこも人気商品です。削りかまぼこはテレビ番組「秘密のケンミンSHOW」に取り上げられ、大ヒット!

打瀬船物語
明治から大正時代にかけて、冬の荒れた海でも操業できる打瀬船で(わずか十数トンの漁船)アメリカへ渡った男達の夢と浪漫の冒険物語です。真穴地区には、その精神を引き継ぐ「北針(きたばり)研究会」があります。

八幡浜みかん
八幡浜のみかんづくりは、およそ100年前から広がり盛んになった。味&品質とも天皇杯なども受賞するほどの全国ブランドのみかん産地です。

中津川「大元神社の百矢祭」
1560年頃、武芸の奨励を目的として始められました。現在では、毎年4月19日に、その年の厄年の男が、的に向かって百矢を射る行事として伝承されています。

やわたはま八日市
毎月8日に開かれる八日市は、大量旗はためく商店街に、地元特産品はもちろん、農産品、工芸品、郷土土産品など、地元の産品が買える人気の朝市です!
【開催日時】
毎月8日 AM9:30~
【開催場所】
八幡浜市商店街、八幡浜市新町・銀座

やわたはま旬彩市
毎月第3日曜日に開催される朝市。新鮮な魚はもちろん、農産品、工芸品、郷土加工品など、地元の産品が買える人気の朝市です。
【開催日時】
毎月第3日曜日
AM9:30~PM12:00
【開催場所】
八幡浜市新町商店街 「新町ドーム」

てやてやよろずマーケット
独断と偏見とこだわりで共感する職人(クラフト)たちの直売の場です。「おいしいもの」「こだわりの加工品」を「てやてやよろずマーケット」より発信します!あげたてのじゃこ天も食べられます。その他にも様々な職人が、とびっきりの品と一緒に集まります。
【開催日時】
最終日曜日  年10回
AM9:30~PM12:30
【開催場所】
八幡浜市新町商店街 「新町ドーム」

ど~や市
仲買人達の元気な「てやてや」というセリのかけ声で活気づく、四国一の規模を誇る八幡浜市魚市場に隣接する「どーや市」では、一般客でもセリ落としたばかりの魚を1匹から買うことができます。(全国発注できます)
毎週土曜日、月1回不定休あり。(魚市場休み)

松村正恒氏設計の建築物
多くの公共建築物を設計し、1960年には、「建築家ベストテン 日本の10人」に選ばれています。人に優しい、ノスタルジアが立ちこめてくるような建築物を、建築家を目指す多くの若者が全国から訪れています。(日土小学校)

八幡浜ちゃんぽん
長崎などの麺類文化を、八幡浜風に「ちゃんぽん」にして生まれた食べ物です。単なるご当地グルメを通り越して、八幡浜のソウルフードとして市民に愛されています。八幡浜ちゃんぽんは、鶏がら・鰹・昆布などでダシをとった黄金色のスープで、あっさり風味が特徴です。麺は太めの中華麺を使用するお店が多く、たっぷり野菜に豚バラ肉、それに八幡浜特産の蒲鉾・じゃこ天など水産練り製品が具材として使われ、魚のまち八幡浜らしさを表現しています。現在、市内での提供店は50店を数え、「八幡浜ちゃんぽんマップ」も作られています。
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偉人たち

飛行機の父と呼ばれている二宮忠八は、1866年八幡浜生まれ。26歳の時カラスを見て「空を飛ぶ」法則を発見、ゴム動力付き「鳥型模型飛行機」を完成させ、日本で初めて空を飛ぶ実験に成功、それは、ライト兄弟の実験よりも12年も前のことでした。

1865年生まれ。1890年、上京して高砂部屋に入門、その後、大関に昇進。「朝汐太郎」の名は今も高砂部屋の誇りとなっています。朝汐の碑が四国山にあります。

1882年生まれ。上京して寺崎広業の門に入り、文展(文部美術展覧会)に出品、7回入選し、美人画家として有名でした。皇族方に日本画を教えるなど、多くの門下生を養成しました。

1804年生まれ。ドイツ人医師シーボルトの鳴瀧塾(なるたきじゅく)に入門。医学・薬草の研究に優れた業績を残し、日本人初の女医となったシーボルトの娘イネを養育しました。

1914年生まれ。1937年春入幕、闘志溢れる取り口で「張り手旋風」を巻き起こし、33歳で第39代横綱になり、引退後、高砂親方として外国人関取第一号高見山を発掘しました。

1902年生まれ。地元の銀行に勤務するかたわら、郷土の俳句同好会に入り俳句を始め、自由主義的な句風で俳壇にその名を知られるようになりました。3月7日前後には「富澤赤黄男顕彰俳句大会」が開催されています。

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「佐田岬の休日」今月のドライブのすゝめ